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極上の浄土平・バックカントリースキー [裏磐梯の自然]

穏やかな良い天気に恵まれました。
今日は水戸からお出でのYさんたちを
浄土平でのバックカントリースキーへご案内してまいりました。

雪の回廊は高いところで4mほど、中々見ごたえがあります。

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車が多く、停車して写真を撮っている人も多い

駐車場は既に車がたくさん入っていて、スノーシューや
バックカントリーの人がとても目立ちました。

随分大勢の人が山でスキーを楽しむようになったものです。

雪斜面をひたすらまっすぐ歩き、1時間もかからず小屋へ着きます。
ここから急斜面を登り切ると、磐梯山、安達太良山、東吾妻
福島市の町並み、眼下のまだ凍りついた鎌沼など
とても良い展望が広がっています。

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恒例の鍋焼きうどんパーティ

帰りは登った脇にある大斜面を滑ります。
どこを滑るかはそれぞれ思い思いに楽しみます。


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大斜面を独り占め

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大斜面をバックに満足げなYさん、Oさん

今年は雪がいつもより柔らかで少し滑り辛いところもありましたが
雪はまだまだ多く、シーズンはしばらく続きます。

晴れた青い空と白い雪山のコントラストは美しく
自然の醍醐味を味わって頂くことができました。

カントリーイン森のゴリラでは、毎日ネイチャーガイドトツァーを実施しています。
目から鱗の楽しい自然散策を是非お楽しみください。

また写真撮影のご案内もいたします。
お気軽にお尋ね下さい。

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酷い天気です [裏磐梯の自然]

朝の内は風も弱く、日が射したりしてそれほどでもなかったのですが
10時頃から風、雨ともに強くなって、嵐のような天気でした。

今は西風に変わり、今度は雪が降ってきています。

明日はバックカントリースキーのご案内ですが、ちょっとこの天気は心配です。
まっ、明日の様子で考えることにしましょう。

写真は昨日の夕日、我が家の裏に日が沈んでいくところです。
随分日が伸びましたね。

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吾妻連峰、西大巓へ [裏磐梯の自然]

お客様のご案内の下見で、西大巓まで行ってきました。
誰か上がってはいないかと期待しつつも平日だからと
ラッセル覚悟で向かいましたが、案の定トレースはなく
膝丈までの雪を歩くことになりました。

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中ほどまで行くと背丈が低くなるアオモリトドマツ

やや開けたアオモリトドマツの森を進むと
山頂手前のピークが見えてきます。

ここまで来ればあと僅か、吾妻連峰の穏やかな山容を眺めながら
ひと登りで山頂に付きます。

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山頂東側に広がる斜面は絶好のスキーバーン

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樹氷はしっかりと下の方までできています

登り始めた時は見えていた磐梯山も隠れてしまい
風も強く、長居していると体が冷えそうでしたので
休憩だけで下がることにしました。

柔らかな雪の下に凍った硬い雪があって
やや角度が付いたところでは足元をすくわれます。

折角遠くからお出での方々ですから本番も何とか晴れてほしいものです。

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昨晩の皆既月食と星空 [裏磐梯の自然]

全くと言ってよいほど期待していなかった月食の撮影ですが
夜8時頃から晴れてきましたので、裏磐梯で待つことにしました。

月食が始まった頃はまだ薄っすらと雲がかかっていましたが
皆既になる頃にはすっかり雲が取れて
赤い満月と共に、満天の星を眺めることができました。

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皆既月食の中の赤い月

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オリオン座やスバルもはっきりと見える

磐越道を東に向かって走ろうかと思っていただけに
まさかここで見られるとは・・・
満月の夜に満天の星を眺められるなんて、貴重な体験でした。

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浄土平と一切経山 [裏磐梯の自然]

再びスカイラインから一切経山へ登ってきました。 

登り始めた時は山は見えていたものの
酸ケ平付近ではもうすっかりガスがかかり
東吾妻も一切経方面も、ほとんど見えなくなってしまいました。

折角来たのですから山頂を目指し、一瞬の晴れ間を期待しましたが
とうとう瞳は姿を現してはくれませんでした。


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浄土平からも見える美しい色付きの斜面

鎌沼の西側へ周って食事を取りましたが
沼の中から一羽のカモが現れて、私に着いてきます。

ここで登山者から食べ物をもらっているらしく
人に警戒心を持っているようではありません。

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こんな山の中で人慣れしたカモに会うのも珍しい

食事を済ませるとすっかり雨に降られ、姥ケ原を過ぎる頃は
かなり大粒の雨にやられましたが
そんな雨の中を、今から東吾妻に登るんだという
ツアーの団体に会ったのには驚きました。

浄土平が見える頃には視界は回復し、
美しい紅葉の中を歩くことができました。


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そんな中、既にアカモノも実はほとんどありませんが
こんな時期になって珍しく花を見ることができました。

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実もほとんどなくなったアカモノの花

吾妻の瞳は、残念ながら見ることはできませんでしたが
秋を感じるには良い登山だったと喜んで頂けました。

また、吾妻の瞳が魔女の瞳に見える頃に
再び訪れると約束して頂きました。



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西吾妻山登山 [裏磐梯の自然]

晴れの天気が続いた今週初め、一切経山に続いて
下見で西吾妻山へも登ってきました。

天元台を出発してまずは人形石へ・・・。
25分ほどで稜線上に開けた石のテラス、人形石に着きました。

吾妻連峰全体が見渡せ、前日歩いた東吾妻方面も良く見渡せます。
チングルマの実が風に揺れる快適な道を、梵天岩方面に歩きます。

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石畳状の人形石

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これからの辿る道、梵天岩方面

大凹の水場からは少し登りになりますが、稜線上の湿地などを過ぎると
程なく梵天岩に着きます。

梵天岩も人形石と同じようですが、小高く積み上がった感じです。
ここでも吾妻連峰の素晴らしい眺めを堪能できます。

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梵天岩から人形石方面

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梵天岩から、今から向かう西吾妻山

西吾妻山までは大したアップダウンもなく、展望のない山頂に着きます。
山頂からは避難小屋に下ります。
ここからは一度かなり下って、再び西大顚への登りとなります。

やや歩きにくいねじれた斜面を登って山頂へ・・・。
一登りで再び大展望の西大顚へ到着です。

ここまで来ると裏磐梯への展望が開け、磐梯山、桧原湖
雄国沼、猪苗代湖など、今まで歩いてきた道と合わせて一望できます。

一羽の猛禽が気持ち良さそうに、空高く飛んでいました。
ノスリのようです。


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西吾妻山方面を臨む

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裏磐梯方面と磐梯山

初めての一休み、15分ほどで下り始め
歩きにくく段差とぬかるみの多いグランデコまでの道を約1時間
無事予定より30分ほど早く到着することができました。

来週、またこのルートに登ることになります。
今度は、さらに色付きが進んでいることでしょう。


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東吾妻山登山 [裏磐梯の自然]

9月24日、ひさしぶりの快晴の中、東吾妻山に行ってまいりました。
先週、折角おいでになりながら雨と濃い霧とで断念された方が
この連休にリベンジでお出でになり、何とか晴れてほしいと
願っておりましたので、本当にうれしいです。

浄土平に着くと、一切経山が噴煙を上げておりました。

登山者の姿は多く、やはり天気に誘われてきたようです。

登り始めて40分、姥が原に到着、鎌沼や一切経山が綺麗です。
辺りにはクロマメノキやシラタマノキ、コケモモなど
木の実がたくさん生っています。


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噴煙を上げる一切経山

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一切経山、家形山、鎌沼がよく見える


道をやや左にとって、東吾妻への登りとなります。
オオシラビソの香り豊かな森の中、潜屈の進んだ道を40分ほど登ると
急に開けたハイマツ帯に出ます。 山頂はもうすぐです。

程なく山頂に着きました。
西側からの風が強く、フリースとヤッケを重ね着するほどの寒さです。


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森が終わるともうすぐ山頂

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吾妻小富士も良く見える

磐梯山、猪苗代湖、裏磐梯・・・、最高の眺めです。
昼食の時間はたっぷり取って、360度の眺めを堪能しました。

展望台まで下ると少し磐梯山が近くに見えます。
やがて惚れた急な下り坂を30分ほど降りると景場平に着きます。
吾妻山には山の途中にこのような湿地がたくさんあります。
火山灰の堆積によって水はけが悪くなりできるのだそうです。


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磐梯山方面の眺めも素晴らしい


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沼もある景場平

更に20分ほど下って鳥子平に下り、無事リベンジ登山を終えました。

手軽ながら高度感もあり、山の醍醐味が味わえる良い山です。
あと少しで紅葉も最盛期を迎えます。


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珍しい花 [裏磐梯の自然]

といっても裏磐梯では見ることができる花です。

オオアカバナです。
アカバナもそれほどたくさんはありませんが
オオアカバナは福島、秋田などごく限られた
それも色々なところで見られる花ではなく
絶滅危惧種に指定されている貴重な花です。

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アカバナより背が高く、色も濃いオオアカバナ

また、湿気のある森の中でひっそりと咲いているのが
オクモミジハグマです。

ある場所に行けばそれなりに見ることはできますが
どこでもという訳でもなく、貴重な花です。

キク科の花ですが、花弁が細くてたくさんあること以外は
キクには似ていませんね。

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花は渦巻き状に咲く

暑い夏でも花たちは今が季節と咲き誇っています。

ヤナギラン、エゾミソハギなど群生もあって
花を楽しむのには良い季節でもあります。

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デコ平のアサギマダラ [裏磐梯の自然]

今年もデコ平にアサギマダラが集まり始めています。 

まだそれほど多いという感じではありませんが、来月10日頃までの間
2000kmを飛んで沖縄まで移動することで知られる蝶です。


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はっきりとした模様が美しい

風をうまく掴んで滑空する姿はとても優雅で
飛んでいる姿を見るだけでも癒されます。

ピーク時になると2000頭とも言われるアサギマダラが集まり
目の前まで飛んで来ては目を楽しませてくれます。

更に少し下ったデコ平湿原では、オエミズギク、オヤマリンドウ
コクルマユリ、コバギボウシといった、たくさんの湿原の花が咲き
合わせて楽しんで頂くことができます。

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まだ咲いているモウセンゴケの花

ゴンドラの下ではコマドリが鳴いていました。

コマドリは裏磐梯では限られたところでしか見ることができず
大変貴重な鳥の一つです。

高原はとても涼しく、下界の暑さからは想像もできないほどの
清々しい気分に浸ることができます。

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是非そちらでも宜しくお願いします。

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久々の磐梯山の登山 [裏磐梯の自然]

震災以来初の磐梯山登山のご案内に行ってまいりました。 
連日の夕立ちが気がかりでしたが、今日は天気も安定していて
最後まで天気は崩れることはなく、快適な登山を楽しんで頂けました。

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山頂から猪苗代湖を望む

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山頂から裏磐梯側を臨む

山頂は多くの登山者がランチをとっていて中には福島から
小中学生のグループもおり、元気な声が響いて賑やかでした。

弘法清水下のお花畑はミヤマシャジンやタカネナデシコ
キオン、ヤマハハコやのたくさんの花が咲いて美しく
疲れをしばし忘れさせてくれる楽しい時間でした。


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タカネナデシコ

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タマガワホトトギスも咲いている

途中、櫛ケ峰側の火口壁が崩れる大きな音がして
白い砂煙をあげて壁が崩落していきました。

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時々崩落の音が聞こえる

膝を心配しておられた参加者ですが、予定通りの時間で順調に下山でき
初の磐梯山登山を心行くまで楽しんで頂けました。

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